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ビル・コリングス氏(1948-2017)により創設されたアメリカはテキサス州オースティンに拠点を置く「Collings Guitars」よりOMモデルを徹底的に研究し、作り上げられた人気モデル「OM1」が入荷いたしました。1970年代にビルダーのビル・コリングスによって始まった「Collings Guitars」。はじめは彼の自宅のキッチンテーブルと数個の工具から始まったといわれています。
1990年代にはピート・タウンゼント(The Who)やジョニ・ミッチェル、ブライアン・メイ(Queen)などがこのコリングス・ギターをこぞって使用。アコースティックギターをはじめとしてエレキギターやバンジョー、マンドリンやウクレレといった様々な弦楽器において上質な作品を現在も作り続けており、ビル・コリングス亡きあとも世界中のプレイヤーに愛され続けているブランドです。
現在「Collings Guitars」のアコースティックギターは、マスタールシアーのブルース・ヴァンウォルトによって一本一本木材を選定しており、もちろん本器も例外ではありません。
トップには綺麗に杢目がそろったシトカスプルース、サイドバックには厳選されたホンジュラスマホガニーを使用。指板には黒々とした上質なエボニー、そしてネックにはグロスにてフィニッシュされたホンジュラスマホガニーにより構成されています。
今回選んだ「OMシリーズ」は、Collings Guitarsの中でも最もポピュラーで、ドレッドノートのDシリーズと人気を二分する機種のひとつ。ボディサイズはコンパクトに抑えつつも、Dシリーズと同じロングスケールによるパワフルなサウンドで、フラットピッカーに特におすすめできるモデルとなっています。
ビル・コリングス氏がリペアマン時代に培った技術による独自の構造・工法、UV塗装をシーラーとして使用し、トップ・コートにラッカーを用いることによる「楽器の長寿命化」と、塗装膜を薄く保つことによる「サウンド面の向上」、全てにおいて完成度の高いアコースティックギターに仕上がっています。
40年以上にわたって、ハンドメイドギターを求めるミュージシャンたちに選ばれるコリングス・ギター。
ぜひご検討くださいませ。
Specifications
Body Top | Sitka Spruce
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Body Side&Back | Honduran mahogany
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Neck | Honduran mahogany
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Fingerboard | Ebony with MOP short dots
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Rosette | b/w Purfling
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Nut | Bone
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Saddle | Bone
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Bridge | Ebony
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Machineheads | Nickel Waverly
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Scale | 25 1/2" (647.7mm)
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Width at Nut | 1 11/16" (42.9mm)
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Bracing | Pre-War Scalloped / Advanced X Pattern
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Body Finish | High gloss nitrocellulose lacquer
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Neck Finish | High gloss polyester resin
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Weight | 1.805kg
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Case | Deluxe Hardshell Case |