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富山県氷見市の「da h」より、当店オーダーの特別な一本が完成しました。


da h (ダ・アッカ)

Blue Guitarsと同じ富山県でハンドクラフトにてウクレレ製作を行う個人製作家 平川 大(Hiroshi Hirakawa)氏。その工房は富山県氷見市に所在し、日本海の向こうに3000m級の立山連峰を望む世界的にも非常に稀なロケーションで作品が生み出されています。その豊かな自然の中で平川氏が製作するブランドが「da h(ダ・アッカ)」です。

富山出身の平川氏は地元の大学にて木工を専攻。卒業後にイタリアに渡り、木工を志した原点であるバイオリン製作を数年間に渡って学びます。帰国後、木材の卓越した知識を買われ都内の大学にて木材・木工の講師として教鞭をとりつつも、独自の木材のとらえ方を研鑽。伝統的な常識を再構築した木による作品を数多く生み出してきました。それは楽器にとどまらず、家具や椅子、そして食器に至るまでシンプルながら美しい曲線と質感が好評を博しました。

そんな20年以上にわたり木材・木工に携わってきたプロフェッショナルである平川氏が富山に戻り、本格的に取り組むべく選んだものはウクレレでした。バイオリンの製作で培った歴史的なディテールのオマージュや、19世紀ギターに見られるようなブリッジの造詣、そしてサドルレスの構造からオリジナリティの高い木材の組み合わせ方。伝統を全否定するわけではないが、常識にとらわれず長年培ってきた感覚によってビルドされている「da h(ダ・アッカ)」のウクレレは、繊細かつ大胆であり、そして精巧でありながら温かみにあふれています。


さて今回入荷となりましたこちらはいつもと違う木材構成。
ボディトップに寺院の建築部材だった木曽檜を使用。ルシアーの平川氏曰く60年以上経過している古材。写真でもわかる木曽檜の木目は上質そのもので、うねりのない真直ぐな木目が素敵な木材です。木曽檜の響きは優しさそのもので、柔らかな音色と平川氏の「響き」に対する哲学が見事に調和する素晴らしい楽器に仕上がりました。優しさ柔らかさには弦の振幅で生まれる音と、ブリッジやネックを介してボディに伝わる木材の揺らめきで起こる音が混在し、まるで琴のような細やかな音色となります。
サイドとバックに使用されている木材は「桑」。伝統工芸の江戸指物では頻繁に使用され、その美しい木目とそのものの「色味」、職人の手で加工される「艶感」などが魅力で、古き良き高級家具の定番材となっています。今回使用した桑は、木目好きにはたまらない複雑な入りの杢が魅力的で、桑に出る揺らめいた木目に水面のような掛かり方の杢はまさに神秘的。そこに共存するは桑のコブ。コブが入り混じることにより本来通る木目にうねりができ、この材にしかない個性が生まれます。音の面では桑の程よい硬さが柔和な木曽檜を引き締める、文字通り絶妙なバランスにいます。
コードで弾いた時の低音は桑の良さが実感でき、押し出される球体の様な低音を飛ばす様。

毎度芸の細かいda hですが、ボディトップに使用した寺院の建材にちなんでブリッジも製作されました。日本の伝統的な建築装飾である「擬宝珠」がモチーフにエボニーで製作。弦を括る部分は以前製作のものより厚めで台形となっています。

「日本の伝統」を親しむ特別な逸品、いかがでしょうか。

Specifications

SPEC
Scale length
382mm
Top
Old Kiso-Hinoki(寺社解体材)
Side & Back
Kuwa
Head Top
Kuwa
Neck
Mahogany
Finger Board
Ebony
Bridge
Ebony
Peg
Pegheads
weight
351g
Finish
Urethane、荏胡麻油
送料について

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