Search


















Review
Blue Guitarsが所在する富山県、世界遺産としても登録されている五箇山の合掌造り集落、そこにS.Tsuji 辻四郎ギター工房があります。大自然の五箇山の中で生まれ育ち、日本のギター製作の重鎮である辻四郎 氏。1974年 京都に設立された「茶木弦楽器製作所(Chaki)」にて大変厳しい修行時代を乗り越え、日本で最初の単板削り出しのジャズギター製作を始め、チャキピックギターの名声を確立させる。さらに、アンジェリコ・ダキスト・ギブソン等多くのオールドギターの修理も手掛けながら日夜研究開発に精進され、日本トップクラスの技術を身に付けた辻氏は、地元富山の五箇山に活動拠点を移し「辻四郎ギター工房」を創設。北陸独特の湿気の多い気候にギターの原木や原材料が変形したりして、それは苦難の連続。そんな中、日本で最初のオールハンドメイドジャズギター“T And JooDee”を世に送り出し、当時のその価値は今でも高い評価を得ており熱烈なファンやコレクターも多い。
本器TS-13は、アーチトップを得意とする本工房による小ぶりなセミアコースティックギター。
中でもこの個体"Skull Model"は、TOKYOハンドクラフトギターフェス出展用に製作されたショーモデルです。
ボディサイズは、ソリッドギターにも採用されることの多い13インチ。ボディのキルトメイプルとマホガニーは単板からの削り出しで製材されており、ネックにはホンジュラスマホガニーを採用。
小ぶりなボディサイズの恩恵か、ホロウボディというコンストラクションながらもソリッドギターの特色である、サステインやハウリングの少なさといった点も持ち合わせ、その柔軟なサウンドはジャズやロックといった様々な音楽で発揮します。
何よりも本器の最大の特徴である指板にあしらわれたスカルインレイは、四郎氏のご子息 隆親 氏により手作業で加工され、故にひとつひとつが少しずつ異なる表情をしているのもポイント。
独特なカラーのフィニッシュワークはトップとサイドバックでは違う趣を見せ、メイプル部にはToyama Blueと銘打たれ晴れた日の富山湾のような鮮やかな青色を、マホガニー部にはToyama Greenと名付けられ大自然の木々を彷彿とさせる奥ゆかしい緑が表現されています。
限られた生産本数で市場に出回るのも珍しい辻四郎ギター工房。
中でも大変希少なワンオフのショースペック。
ぜひお早めにご検討ください。
Specifications
Body Size | 13inch
|
Body Top | Quilt Maple
|
Body Side & Back | Mahogany
|
Neck | Honduras Mahogany
|
Finger Board | Rosewood w/ Skull Inlay
|
Scale Length | 25inch
|
Nut width | 43mm
|
Peg | GOTOH SV510Z(Go)
|
Pickup | Linday PURE P.A.F
|
Color | ToyamaBlue(Top), ToyamaGreen(Back&Side&Neck)
|
Sound Hole | S Hole(Original)
|
Weight | 2.729kg |