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Review
HEADWAYのモダンラインである500番のシリーズ、さらに演奏性を高めた本器「HF-501 A,S-ESU/ATB」が中古にて入荷しました。こちらの機種の基本モデル「HF-501 A,S/ATB」から少しご紹介。
2000年代前半に発売していたヘッドウェイカスタムシリーズのラインナップである500番、当時台頭してきたフィンガーピッキングスタイルを意識したモダンな外観、仕様となっており、サウンド面でもそれまでのヘッドウェイサウンドとはまた異なる、柔らかで倍音の多い広がりのある音が特徴です。当時の500番モデルが意図していた様な現代的で、演奏性に優れたギター、フィンガーピッキングスタイルでも伸びのあるサスティンと豊かな倍音を両立するようなギター作りを現代版としてアップデートした形で製作された一本です。
弾きやすさに関わるネックグリップは、従来の太めのネックより1mm程度薄い「スリムU」を採用し、ネック裏の塗装はハーフサテンマットで仕上げられています。弦高も他のシリーズに比較して低めのセッティングされており、フィンガースタイルに最適な弾き心地を実現しています。
ナット・サドルには質感がなめらかな高密度水牛骨を、重厚感のあるグローバーペグやヘッドウェイオリジナルフレットなど採用するなど、パーツ面でもこのシリーズに最適にアップデートされています。
後にピックアップを取り付けることを考慮し、エンドピンジャックと互換性のある12.2mm径のコンバージョンエンドピンを採用。またボディ内部には電池ホルダーと配線引き回し用のフックをデフォルトで搭載しています。
またネックサイドのポジションマークには視認性に優れたルミインレイを採用するなど、ライブなどの使用を意識した実戦的な仕様となっています。
今回入荷したこちらは、ネックシェイプが「Slim U」から「Ex-Slim U」に変更されています。オーセンティックな「Narrow V」が22mm(1フレットのネックの厚み)、「Slim U」が21.5mmに対し、本器の「Ex-Slim U」は20.5mmという厚みに設定され、より手に収まりやすいシェイプになっています。※「Ex-Slim U」補強としてカーボンロッドが2本入っています。
状態につきましても、ボディトップやネックセット等全体的に良好でこれからも永くお使いいただける1本です。
Specifications
Body Top | Sitka Spruce
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Body Side&Back | Indian Rosewood
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Neck | African Mahogany 1P
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Fingerboard | Ebony
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Nut | High Density Bone(水牛骨)
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Saddle | High Density Bone(水牛骨)
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Bridge | Ebony
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Machineheads | GROVER/102-18G
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Fret | HHF-AG
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Scale | 628mm
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Width at Nut | 43.0mm
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Neck Grip | Extra Slim U Grip
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Bracing | Scalloped Advanced Rear Shifted X Bracing
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Finish | Thin Urethane
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Weight | 2.100kg |