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日本を代表するSHINOSマスタービルダー篠原氏と元VOXチーフエンジニアの肩書を持つLee Custom Amplifier李氏のコラボレーションシリーズ第2弾....
NAMM SHOW 2020のSHINOSブースの片隅に置かれていたCity Bass。
あれから1年半の時をかけ、試行錯誤を繰り返し作り上げられた究極のベースアンプが遂に販売開始です。
東京という都市を拠点に活動をしてきた2つのブランド。
都会的、現代的なコンセプトからCity Bassは名付けられました。
City Bassを語るにあたってやはり初めに紹介するは、"軽量さ"。
プリアンプに真空管、パワーアンプにはClass-Dアンプを搭載することで6.5kgという軽量ながら600W出力を実現しています。
現役のギターテックとしても活動する篠原氏は、ミュージシャンが重いベースアンプを運ぶ姿から、本器の構想は始まりました。
続いて、"デザイン"。
落ち着いた控えめなルックスにデザインされがちなベースアンプ。
このCity Bassは、フロントにある小窓からあえてプリアンプの真空管を見せることで、明らかに他とは一線を画すデザインに仕上げられています。
そして”サウンド”が素晴らしいのは言わずもがな。
往年のロングセラーアンプをモデルとしながらも、それをSHINOS & Lならではの解釈により、より現代の音楽にマッチした設計に。
イコライザーのかかり方も試行錯誤され、ツマミをどのように回してもサウンドが崩れず、積極的に欲しい帯域をブーストしていけます。
コントロールはシンプルながらも装備は充実。
フロントのVolumeツマミを手前に引っ張るとプリアンプが歪み、サウンドがドライブします。
リアには、センドリターンはもちろん、SHINOS/L ROCKETにも搭載されたアッテネーターを搭載。
前述のドライブを維持したまま環境に合わせた音量で演奏を楽しむことができます。
今話題のブランドSHINOS & Lから満を持して発売されたCity Bass。
自宅からスタジオ、ライブにレコーディングまで、本器にはそれらをすべて網羅するポテンシャルがあります。
今回入荷分はシリアル#11を頂きました。是非ご検討くださいませ。
Specifications
Output Power | 4Ω/600w
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Power amp | Class-D
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Preamp Tubes | 12AX7,12AU7,12AX7
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Rectifier | Solid State
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Preamp Channels | 1 Channel
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Front Panel Controls | Volume, Treble, Middle, Bass, Master, Bright switch, Deep switch, Phones, Play
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Back Panel Controls | D.I out pre post, GND Switch, Send Return, Attenuator full 1/2 1/4 mute, Speaker Out×2,Speak on phone plug
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Weight | 6.5kg
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Dimensions (W)×(D)×(H)/mm | 345×248×223
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Color | Black |