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神奈川県逗子市のオリジナルギター製作工房「Kz Guitar Works(ケイズギターワークス)」。2007年から2010年にはQUEENのギタリストであるブライアン・メイ氏の愛器「レッド・スペシャル」のシグネイチャーモデルを手掛けております。オリジナルモデル「Kz One」、「Kz ST」を発表するなど、新しい時代のスタンダードを目指しているブランドです。
2021年12月に発売されたばかりの「Kz ST Trad 22 SSH7」。
ギタリストに馴染みが深いSTスタイルのボディが大きな特徴で、トラディショナルな造形ながらも、細かなところからKzならではのオリジナルの要素も感じられます。
ボディ,ネックには、Kzカスタムライン用にストックされた上質なホンジュラス・マホガニーを採用。
それらを新開発のRSジョイントによって接合されています。
RSジョイントとはブライアン・メイ氏の愛器「レッド・スペシャル」から継承,発展させた新開発のジョイント。
Red Specialはネックのジョイント部をボディの深い位置まで延ばし、ボディのバック側から一本のボルト、トップ側から二つのビスでネックをジョイントしています。Kz ST Trad 22では、トップとバック両面から固定する方法を踏襲。その上で、最適な長さ・深さを考慮し、ネックとボディの素材としての鳴りを最大限に発揮するジョイント方法として発展させました。
塗装は極薄のトップラッカーで仕上げられており、木材の風合いやサウンドの特性を最大限引き出せるようチョイスされています。
ピックアップにはBare KnuckleのTrue GritをSSHの配列で搭載。太くリッチでクリーンなトーンとパンチの効いたドライブトーンを生み出します。
コントロールは1ボリューム/1トーンに5ウェイのセレクター。トーン・ノブをプルでリアのハムバッカーのコイルタップが可能です。
ブリッジは2点支持のシンクロ・トレモロGOTOH製510T-SF1を搭載。
スケールはKz Oneと同様の25インチ(635mm)スケール。標準的なレギュラースケールよりわずかに短く、スリム“C”のネックグリップと相まって非常にストレス無く演奏が可能です。
STシェイプながらもスケールやマホガニーボディにより、どこかレスポールのようなパワフルさも感じられる本器。
是非お確かめください。
Specifications
Body | Honduras mahogany 3p
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Neck | Honduras mahogany 1p
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Finger Board | Indian Rosewood
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Scale Length | 635mm (25")
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Neck Shape | Slim"C"
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Number of Frets | 22
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Fret | Jescar FW55090
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Machine head | SG381-07-CR L6 MG-T
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Bridge | 510T-SF1
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Pickups | Bare Knuckle Boot Camp Series “TrueGrit” SSH
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Control | Vol. x 1, Tone x 1, 5way Lever SW, Coil Tap
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Weight | 3.766kg
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Case | Gig Bag |