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埼玉県川口市に拠点を置く斎藤楽器工房のオリジナルブランド「SAITO GUITARS」。SAITO GUITARS立ち上げ以前から取り扱いをさせていただき、SAITO GUITARSの代表モデルSシリーズだけでも無数に販売させていただきました。テーマに沿った難しい当店オリジナルカラーも多数製作いただき、ルックス、サウンド、機能美を揃えた自慢のリコメンドブランドです。
今回、ピックガードスタイルである「S-622CSシリーズ」のExtraordinaryが入荷しました。
通常仕様と異なる点としてネックにウェンジを採用し、指板にハードメイプルまたはウェンジを組み合わせた、よりモダンな仕様となっています。本器はウェンジネック&ウェンジ指板を採用。見た目の点からもインパクトの強いウェンジですが、通常のメイプルと同じ造形を綺麗に再現されており、斎藤楽器工房の高精度な木材加工技術が感じられます。写真の通り柾目ウェンジで製作されるところも特別感の強い一本となっています。
S-622CSはピックガードマウントであるが故のピックアップの鳴りや、往年のSTタイプのコントロールなど、元からジャンルを選ばなかったS-622に、さらにトラディショナルなエッセンスの融合をハイクオリティで実現しています。SAITO GUITARSオリジナルピックアップ「SAYTONE」の、GrowlとBore upのコンビを本器には搭載し、太くキレとレスポンスの良いアウトプットとなっています。
本器の特性として、今までに無いほどのタイトなサウンドが魅力で、ウェンジネックのサウンド傾向をうまく利用したヘヴィなサウンドです。ウェンジネックとなるとベースに使用することが多く、硬さからくる重低音に対するレスポンスがよい素晴らしい木材。頑丈かつ低域で真価を発揮する木材であるため、ハイゲインなサウンドメイクをするもよし、ナットやネック、ブリッジの調整しつつダウンチューニングにて使用するも良しと、尖ったサウンドメイクと相性の良いギターとなります。SAYTONEとの相性も抜群で、いつも以上にダイレクトなパワー感を引き出すことができます。
カラーリングもエネルギー溢れる力強い赤を採用。ウレタンマットフィニッシュによる手触りの柔らかさがボディネック共に感じられます。ネックのウェンジはあえて導管が浮き出たオープンポアのフィニッシュが採用され、サラッとした滑りの良い質感で高い演奏性が狙われているのも非常に良いポイントです。
Specifications
Body | Alder
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Neck | Wenge
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Finger Board | Wenge
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Frets | Jescar FW51100-NS Nickel Silver
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Peg | Gotoh SD91 MG-T
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Bridge | Gotoh 510T-SF1
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Pickups | Growl-Bore set (SAYTONE PICKUPS)
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Contorol | Volume. Tone(Push-Push/Coil-Tap). 5way-selector
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Finish | Fighting Red
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Weight | 3.448kg
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Case | Gig Bag |