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日本を代表するSHINOSマスタービルダー篠原氏と元VOXチーフエンジニアの肩書を持つ李氏のコラボレーションシリーズ第1弾....2020 NAMM SHOWにて発表され、発売以前より大きな話題を呼ぶ大注目の小型コンボアンプ、その名もROCKET。
パワー管をEL34と6L6GCの2種類から選択可能となっている本モデル、ブラックのトーレックスのこちらは6L6GCをセレクトいたしました。EL34はブリティッシュサウンドよりでマーシャルのようなニュアンスを持ち、一方6L6GCはアメリカンサウンドよりでフェンダーのトーンに近い音を出せるパワー管。ご購入後もユーザーの好みに合わせて差し替えることができます。ヴィンテージアンプさながらの艶やかで張りのあるクリーン、しっかりと歪ませてもニュアンスを損なうことなくダイレクトに表現するドライブサウンド、真空管ならではのピュアな”生きた”サウンドは誰もが病みつきになるでしょう。
30W・3W・0.3W・MUTEの4タイプの出力アテネーター搭載。これ1台で自宅での練習からライブやリハーサルスタジオでも場所を選ぶことなく使用可能。キャビネットシミュレーターを搭載したヘッドフォン端子により、まったくアンプを鳴らすことができない環境でもヘッドフォンをつなぐことで本格的なサウンドを楽しめます。ライフスタイルを問わずアンプの性能を最大限発揮でき、30Wでの使用時はクリーンでのセッティングにおいてもバンドアンサンブルで十分な音量を得られます。
そしてなんといっても秀逸なトレモロ回路、VOXタイプのそれは音楽的な気持ちの良い揺れを演出します。温かみのあるナチュラルなリバーブ効果が得られるスプリングリバーブも素晴らしく、それらは付属のフットスイッチでON/OFFが可能です。さらにはペダルエフェクターのレベルとインピーダンスにマッチングしたセンドリターン端子を搭載、空間系エフェクターなどをプリアンプとパワーアンプの間に接続することができ、現代的な音作りにも対応します。
きっと生涯にわたってご愛用いただけるアンプになるでしょう。
今回より、スピーカーにEminence Retro SE50-8を搭載されました。
前回搭載されていたRed White and Bluesと同じ反応の良さ、当ブランドEminenceの出せる味をしっかりと味わえる良い組み合わせとなっています。
Specifications
Output Power | 30W/3W/0.3W/Mute
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Speakers | Eminence Retro SE50-8,1×12″ 8Ω,120W
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Output Tubes | 2 × 6L6
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Preamp Tubes | 3 × ECC83
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Rectifier | Solid State
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Preamp Channels | 1 Channel
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Front Panel Controls | Gain,Treble,Bass,Reverb,Master Volume
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Back Panel Controls | Send, Return,Impedance select 4ohms 8ohms,Tremolo |
Footswitch | Reverb on/off,Tremolo on/off
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Reverb | IC drive, 3-Spring pan
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Cabinet | Dovetail jointed, Pine cabinet
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Weight | 14kg
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Dimensions | 370mm (W) × 235mm(D) × 465mm(H) |