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LA郊外にて1996年に立ち上げられたXotic Guitars。多様なミュージシャンからのリクエストをフィードバックさせる使い勝手の良さと、それを実現する確かな技術にて製作される楽器達は、厳しい現場でのプレイを必要とされるプロ・ミュージシャンも唸らせるハイクオリティを誇ります。
このXotic Coreシリーズは、Xotic Japanチームが2018年のNAMM出張の際にXoticファクトリーの木材倉庫にあったプロトタイプのボディーを見つけたことから本企画は始まりました。アメリカの木材業者から調達した、極上のフレイムメイプルなどのボディやネックのウッドマテリアルはUSAにて製作し、日本国内にて塗装から組み込み、最終セットアップまでを行います。
今回の個体は、ギタリスト"菰口雄矢"氏の所有する個体と同仕様で製作された一本。
レギュラーモデルとは細かな箇所が異なります。
ボディトップの鮮やかなフレイムメイプルは、エルボーコンターにあわせて湾曲するドロップトップ仕様。
縁にはナチュラルバインディングが施され、美しくも派手過ぎない上品な仕上がりです。
ボディは標準ではアルダーもしくはアッシュですが、本器はマホガニーを採用。
レスポールから連なるマホガニー特有の豊潤な中域を好む菰口氏ならではの仕様です。
ネックも標準ではプレーンメイプルのところ、立体的な杢目が素晴らしいバーズアイメイプルを採用。
塗装も通常はサテンフィニッシュのところ、菰口氏の慣れ親しんだラッカーのグロスフィニッシュに変更されています。
また、ボディの塗装も同様にラッカーで施され、よりナチュラルなボディの鳴りを得られるよう工夫されています。
ノブはメタルノブからハットノブに変更。軽量なパーツにすることで、これらもより一層鳴りの向上に一役買っています。
2ハムバッカーを5wayセレクターにより、シングルやハーフトーンにも素早く切替可能。ピックアップはアルニコマグネットでハンドワイヤリングの、Bare Knuckle Boot Camp True Gritを搭載。
レギュラー仕様のBoot Camp Brute Forceより抵抗値が低く、より繊細なピッキングニュアンスをコントロールできるピックアップです。
普段はST,TLタイプのギターをメインとするXoticですが、本器はダイレクトマウントのハムバッカーを推したサウンドを得意とし、ファットなクリーンとアグレッシブなドライブサウンドを出力します。モダン仕様ながら22フレットによる艶っぽいフロントトーンも本器の魅力です。Plekのスキャンを経ており、弦高1mm台による高いプレイアビリティと、豊かなボディ鳴りを両立させたベストな状態にセットアップされています。ブリッジ及びロック式ペグは今や世界標準となったGOTOH製。チューニングの安定性も抜群です。
本器の特徴はいままで培ってきたXoticの技術を”モダン”に注ぎ込んだ一本。温故知新とも言える慣れ親しんだトラッドな印象と、最新鋭の技術を組み合わせた絶妙なサウンドメイクとセットアップにより、持った瞬間から思いのままに奏でることができるでしょう。
Specifications
| Body | Flame Maple + Mahogany
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| Neck | Birdseye Maple
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| Neck Shape | C Shape
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| Fingerboard | Rosewood
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| Radius/Fret | 12R / Jescar FW55090 / 22F
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| Pick Up | Bare Knuckle PU Boot Camp True Grit Open Black
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| Bridge | Gotoh 510T-FE1-Black
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| Tuner | Gotoh SG381-MGT-AB07-Black
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| Strap Button | Jim Dunlop
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| Control | 5-Way, 1-Volume, 1-Tone (.047μF)
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| Color | Tiger Eye Burst
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| Weight | 3.094kg
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| Case | Hardcase |
