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Review

Gibson Custom Shop Historic Collection 1958 Les Paul Standard Reissue VOS Figured Top - Royal Teaburst

2018年製
待望の復活を遂げたヒストリックコレクションのファーストイヤー、そして1958 Les Paulとして節目の年となる2018年製の「’58 Les Paul Reissue VOS」が入荷しました。トゥルーヒストリックパーツやそれまでのアップデート、リファインを引き継ぎながら、新たにアップデートされたネックグリップやフレット、トラスロッドカバーなど、見た目もさることながら演奏フィーリングもヴィンテージに近づき話題となりました。

通常の58にしてはボディセンター部分は結構深めのフレイムが入り、アーチカーブの落ち込む部分はプレーンに近づき、ボディリムに行くにつれてまたフレイムが入ります。この均一性のないフィギュアドがより一層ヴィンテージライクで新しくなったロイヤル・ティーバーストも相性良くリアル。そして芸術的とも言えるフレックが多数入ることで近年のモデルですがワイルドな印象を持つ個体です。特に板目部分と合わさるフレックはなんとも言えない程格好良いルックスです。気になる指板も6弦側がかなり黒い色味で1弦側が赤味のある上質なローズウッドが採用されています。黒々とした部分は艶感もあり、比較的油分のあるマテリアルと思われます。

本体重量約 3.961kg
ライトウェイトマホガニーがセレクトされ全体的にも軽量～標準的なウェイト感です。軽すぎるわけではないのでサウンドも密度があり線が細くなることの無いファットかつパワーのあるトーンです。特に単音でピッキングした際にもボディの芯から鳴っていてコードでも分離感と粒立ちの良さを感じていただけます。バリっとウッドの響く生鳴りも枯れ感とイナタさもあって良い感じです。


本器は中古での入荷ですが使用感は多くなく綺麗なコンディションで入荷しております。
使用感は多くありませんが、VOSフィニッシュは使用とクリーニングにより艶感が増しています。僅かな擦れはございますが目立つ傷はございません。フレットは綺麗な形状をで約9割～9.5割程度の残量。ネックは入荷時に僅かに順反りが強いかな？という状態でしたのでほぼストレートに調整済みです。トラスロッドは回した際のトルクから左右に十分な余裕があると思われ、今後の調整も安心して行えます。(トラスロッドを大幅に回しての確認は行っておりません)
他、特筆すべきダメージも無く、当店入荷時にはクリーニングとセットアップを施しております。調整・仕上げ時の使用弦ゲージは10-46(D’Addario EXL110)、やや低めの弦高セッティングで仕上げていますが気になるビビりや音詰まりもございません。

※オリジナルハードケース、認定書、タグ類が付属します。

Specifications

Year	2018
Body	Maple top, Mahogany back
Neck	Mahogany, Long Tenon
Fingerboard	Rosewood
Neck Profile	Medium-Chunky C Shape
Pickups	Custombucker
Weight	3.961 kg
Case	Original Hard Case